このブログを見ているあなたは、職場で嫌がらせを受けて、悩んでいるのかもしれません。
職場の同期から、上司から等様々です。
誰にも相談できずに、家に帰ったら憂鬱な気分になったり、涙が止まらなかったり、思い出して眠ることができなくなったり、動悸がとまらなくなったりして一人で抱え込んでいるかもしれません。
私もそうでした。
上司から受ける嫌がらせのパターンには、仕事の出来や明らかな力関係の差が関係することが多いですが、同期からの嫌がらせは少し特殊です。
今回は、同期から嫌がらせを受けている場合のパターンと効果的な対処法について、実体験を踏まえて共有していきます。
はじめに
あなたの職場で、あなたの周囲で、周りの人には良い顔をしているのに自分にだけ攻撃してくる人、当たりが強い人がいませんか?
職場でそのような事態が起きた時に、うまく対処できずにずるずると時間が経過してしまうと、その攻撃がどんどんエスカレートしたり、自分が精神疾患をかかえることになったり、仕事に行くことができなくなって生活ができなくなったり、最悪退職をせざるを得ないといった取り返しのつかないことが起こります。
そのため、このくらいならいいかと我慢をせず、すぐに対処するようにしましょう。
私の経験
私は、年下の同期からそのような攻撃を受けました。
彼女は、上司など他の人には良い顔をしていましたが、自分にだけキツイ言葉を言う、プライバシーに干渉して嫌味を言う、無視するなど明らかに自分だけを攻撃する立ち回りをしていました。
しかし、あからさますぎて上司や周囲の人は気付いていたようで、よく心配されていましたが、私自身が心配をかけたくないのと、大事にしたくない気持ちから「大丈夫です」と心にもない返事をしていました。
恥ずかしい、という気持ちもあったかもしれません。
今思うと、自分は助け舟に乗るチャンスを自分から逃して、荒波を泳いでいたんだなと、自分から状況が改善する機会を捨てていたんだなと反省をしています。
そして我慢し続けること1年、ついに体調不良で体が動かなくなり、仕事へ行くことができなくなりました。
しかし、結果としてそれが部署異動のきっかけとなり現在はストレッサーから離れることができるようになりました。
仕事へ行くことができなくなってすぐに連絡先をブロック&削除して、思い出さないようにしましたが、今でも思い出して動悸が止まらない、涙が出るといったPTSD(心的外傷後ストレス障害)様の症状がたまに出現しています。
もっと早くに対処していたら、と後悔ばかりが募ります。
傷ついた心が改善するというのはとても時間がかかりますし、辛さもわかります。
この記事を見ているあなたが救われますように、理不尽と戦ってきた同志として心より願っています。
嫌がらせの加害者・被害者の特徴
加害者
- 自分にだけきつい言い方や態度をする(人によって態度を変える)
- 無視する
- 仲間外れをするよう周りに働きかける
- 人格や変えることができないものを否定する
- プライバシーに干渉
- 嫌味を言う
上記のような態度がみられたらすぐに対処が必要です。
なぜ、そのような態度をとってくるのかと言えば、
舐められているからです。
こいつにならこのくらいしても反論されないだろうとか、気に入らないから攻撃してやろうという軽い気持ちから、罪悪感もなく実施している可能性もあり、かなり悪質だと言えます。
そして、気が強そうな人や怖そうな人には決してそのような態度をとらないことからも、自分が勝つことのできる、弱そうな相手を攻撃対象として選択しているのです。
被害者
嫌がらせに対処するには、100%加害者が悪いという前提の上で、自分の傾向も見つめなおす必要があります。
嫌がらせをする加害者の特徴でもあげましたが、相手に舐められる態度をとるのは良くないです。
具体的には以下の通りです。
- どんな相手にも丁寧な態度をとってしまう
- 怒りたいことがあっても怒ることができない
- 言いたいことを相手にうまく伝えられない
- トラブルが起きた時に、自分が悪くなくても自分を責めてしまう
- 自分に自信がない(自己肯定感が低い)
- プライドが高い
- 周囲に助けを求められない
嫌がらせを受けた時の対処法
嫌がらせを受けた時に、アプローチをすべきは3パターンあります。
それは、相手、自分、環境です。
相手であれば、相手に嫌がらせや攻撃をやめてもらう必要がありますが、人を変えることはとても難しいように感じられますね。とくに、罪悪感なく攻撃をしている場合は、自覚をさせることから始めなければいけません。
この方法は、かなりハードルが高いです。
そこで、残った方法は自分を変えるか、環境を変えるかの2パターンです。
2パターンの具体的な対処法をまとめます。
環境へのアプローチ
関わりは必要最低限にする
とにかく、相手と関わらないということが大切です。
特に同期であればプライベートでも共同して仕事をしなければならないことがあるかもしれません。
しかし、仕事以外の時間も苦痛な時間を持ち込むことで、強いストレスを受ける可能性があります。
そのためプライベートでは絶対に関わらない、仕事でも最低限の関わりとなるよう努める必要があります。
シフト制の職場なら、管理職にNGを出して、シフトがかぶらないようにしてもらいましょう。
もし連絡先を交換している場合は、電話は着信拒否、LINEはブロック、メールは迷惑メール設定をすることでもし、相手からメッセージが送られてきた場合でも関わらずに済みます。そもそも、連絡先を交換しないように予防していくことが大切です。
しかし、もし嫌がらせのメールやLINE、電話があった場合には録音やスクリーンショットをして保存をすることで、証拠にはなります。証拠を集めて、第三者へ提出する方法も効果的です。
自分に合った方法を選択してください。
第三者に相談する
相談しやすい上司や、同期、家族や友達誰にでもいいので身近な人に、まずは相談してください。
このブログでは、一般的な対応を教えることができるのみで、個別の状況に応じて対応することはできませんし、悩みを聞くこともできません。
信頼できる人に悩みを伝えることによって、励ましを得て、対処法について具体的なアドバイスを聞くことができる等、状況が改善する可能性があります。
しかし、家族や友達に相談するだけで終わらせるのではなく、最終的には職場の人、できれば管理職や、パワハラに対応する部署があれば、そちらに相談するようにしましょう。
証拠を集めていれば、一緒に提出するようにしてください。
上司や周囲の人は、嫌がらせに気づいていない可能性もあるため、まずは把握してもらう、その上で一緒に対処法を考えてもらえると心強いです。
上司から注意を受ければ改善する必要がありますし、異動という選択肢があれば、関わる時間を大幅に減らすことができるため、精神衛生上安心できる環境で働くことができます。
それでも無理であれば、労働基準監督署や弁護士への相談ということになりますが、そうなった場合は必ず証拠が必須となるため、証拠集めをしておきましょう。
自分を変えるアプローチ
自分を変えるアプローチとしては、嫌がらせを受ける被害者の特徴を改善していく必要があります。とにかく舐められないようにすることが大切です。
毅然とした態度
もし相手が攻撃をしてきたとき、自分がぺこぺことした態度をすることで、目にはみえない上下関係ができてしまいます。また、相手にひれ伏した態度をとると余計に舐められる原因ともなります。
そのため、心の中では動揺して、心臓がバクバクすることもあるかもしれません。
しかし、毅然とした態度をとるのだということだけを意識してください。
例えば「○○」と名前を呼ばれたときに、すぐに「はい」と返事をするのではなく、3秒をいち、にい、さんと、ゆっくり数えてから、低めの声で返答するようにしましょう。
相手には、動揺していることが伝わらないようにすることが大切です。
無視する
嫌なことを言われたり、されたりした際には何かしらの反応をしていませんか?
嫌がらせをする加害者には、その反応を見て楽しむタイプや、満たされる人間が存在します。
もしも何か攻撃的なことを言われたり、されたりした場合は無視(スルー)することで、事態が収束していく可能性もあります。
また、子供にとって親に褒められること、怒られること、無視されることの3つ中で最も恐れる反応が、スルーされることという研究もあります。
そのため、かまってほしいがために犯罪をおかしてしまうという非行少年少女の心理からも学ぶことができる通り、スルーすることが最も効果的な対応となる可能性も秘めています。
ぶちぎれる
上記を試しても、相手の態度や発言が変わらなければ、ブチぎれるということを試してみてください。タイミングは、相手が嫌がらせをしてきてすぐに怒るようにするのが、ベストです。
いつもぺこぺこしており、こいつは絶対に逆らえないだろうと思っている相手から予想外の反応が出た場合、もうこの人を敵にまわすことはやめようと感じてもらえる可能性があります。
実際に、我慢して我慢して耐えることができなくなった結果、ぶちぎれるという対応をすることによって、相手の態度が改善した知り合いが実在します。(彼の場合は、上司に対してでしたが)
しかし、この記事を見ているあなたは人生で怒るどころか、ぶちぎれるといった経験をしたことがなく、どうやって怒ればいいのかわからない、また人の目を気にしてしまい、気まずくなることが怖いという気持ちがあるかもしれません。
具体的な怒り方としては、言葉は何でもいいですが、「ふざけんじゃねえぞおおおおおお」等と、今まで出したことのないような大声&低音を組み合わせてください。怒り慣れていない人は練習するのもOKです。
それは、自分の感情を表出する練習でもあり、今後の人生にも役立ちます。
最終手段にして状況を改善する可能性を大きく秘めている一方で、自分が出したことのない一面を出すことで、なんとなく恥ずかしい&気まずくなってしまうといった弊害があるのも事実です。
しかし、リスクとメリットを天秤にかけてみてください。何かを失うことを恐れていたら、状況が改善するはずがありません。
その”なにか”というのは、自分が我慢をすることで丸く収まっているみせかけの平穏な日常です。
そもそも”自分が我慢すればいい”という考えはとても危険です。
自己犠牲的な生き方で、幸せになることはあり得ないです。
その心の隙と弱さに相手が漬け込んでいるのです。
最善を尽くしても改善しない場合の最終手段
上記全てを実施しても、状況が良くならない、逆に悪化してしまった、そもそも行動できる精神状態ではないといった、事態がかなり悪くなってしまい改善の余地がないあなたへの最終手段を教えます。
病院を受診して、診断書をもらいましょう。
まともな企業であれば、医師の診断書があれば、その診断書に沿った対処を取ってもらうことができます。
異動だったり、休職だったりはそのドクターの考え方によりますが、精神科の医者になるような人ですから、寄り添ってくれるドクターが多く、希望を考慮してくれる場合もあると思います。(もちろん、ドクターも人間なので楽をしたくて精神科を選択するような人もいるかもしれませんが)
もし、もう仕事ができないほど疲弊していたり、心がボロボロになっていたりしたらひとまず休んでください。
自分を攻撃してくる人のために、仕事を退職せざるを得なくなるという事実ができたら、嫌な思い出がより忘れがたいものとなります。
また、鬱病になると思考や感情がコントロールできなくなり、より事態が悪化してしまうでしょう。基本的には、精神状態が不安定なときに退職といった大きな決断をするのは望ましくありませんが、職場の上司にも取り合ってもらえない等のブラック企業であれば退職が望ましい場合もあるので、信頼できる人に相談しつつ対処してください。
結論:自己犠牲の上に成り立つ幸せなどありえない
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