今回はフリマアプリ歴7年以上の私が、フリマアプリ大手3社の特徴を徹底比較していきます!今回は、実際に取引経験があり、現在も利用しているメルカリ・ラクマ・PAYPAYフリマ(ぺいぺいフリマ)を比較していきます。
手数料、 配送方法、売上金の使い道、お支払方法等、使いやすさをまとめました。
ぜひ自分に合ったフリマアプリを見つけて、掘り出し物を見つけたり、不用品を売却したり、日常にわくわくを取り入れてみてくださいね。
送料はこちらの記事でまとめました。
どうして初心者にはメルカリがおすすめなの?
大手三社を比較して、自分に合ったものを利用したい!
それぞれのアプリの特徴を知りたい
そんな皆様の疑問にお答えします( ´∀` )
はじめに
使いやすさの徹底比較ということで、今回は登録方法、利用時にかかるお金、配送方法、売上金の使い道、購入時の支払い方法、その他それぞれのフリマアプリに特化した特徴を簡単にまとめてみました。
細かい操作方法や使いやすさは、アプリをダウンロードして使ってみると感覚的にわかりますよ!
そして、フリマアプリを比較する際に大切になってくるのが“アクティブユーザー数”です。
ダウンロード数が○○達成!などとよく謳われますが、ダウンロードした後に、消してしまっている人が多ければ、利用者はより少なくなりますよね。
実際に、出品した者を削除せずにアンインストールした結果、購入したのに全く反応がないといったトラブルもちらほら、、。
アクティブユーザー数は出品者にとっても、購入者にとっても大切な指標となります。
アクティブユーザー数が多いほど、売れやすいというのはもちろんですが、出品者が多いほど価格競争もおき、値段も下がりやすいと言えるからです。
今回はそんなアクティブユーザー数の比較もしてみました。
興味のある項目は目次から飛ぶとわかりやすいですよ!
メルカリ
2013年7月にサービス開始。
登録方法
facebook、google、メールアドレスで登録可能です。
利用時にかかるお金
会員登録、月会費、クレジットカード手数料など一切なし。
商品売却時の販売手数料10%
コンビニ、ATM、キャリア決済の手数料は100円
発送方法
発送方法は以下の取り。
例えば匿名配送のらくらくメルカリ便、通称ネコポスであればA4サイズ、3cm以内、1kg以内で175円となっています。この発送方法を選択した場合、送料は必ず出品者負担です。
商品が受け取り評価された際に自動的に送料が引き落とされるため、普通郵便などと異なり送料前払いをする必要がないのがメリットとも言えます。
売上金の利用方法
メルペイ残高への移行
銀行口座の登録または本人確認を完了することで、自動的に売上金はメルペイ残高に移行します。
メルペイ残高には有効期限はありません。
まちのお店やメルカリ内でも使用できます。
振込申請期限もないため、いつでも現金化することが可能です。
銀行口座への振り込み
売上金は、定められた180日間の振込申請期限があり、180日以内にポイント購入か振込申請を行う必要があります。
振込手数料200円で現金化することができます。お急ぎ振り込みは400円かかります。
利用者としては、約半年の振込申請期限は短く、振込手数料200円もかなりお高く感じます。たった200円じゃん、と思ったそこのあなた。メルカリでは手数料もあり、不用品の販売とはいえ利益は雀の涙程度で、定価を上回ることはほとんどありません。フリマ市場における手数料は馬鹿にできません。
ポイント購入
本人確認や口座登録をしたくない人は、1P=1円として、1Pから購入できます。
一度購入したメルカリポイントは、売上金に戻せないので注意。
購入した日から365日の有効期限あり。
ポイントはメルカリ内でしか使用できないので注意。
例えば、ポイントが50ポイントしかない場合、メルカリの最低購入金額は300円からになりますが、ポイント利用と他の支払い方法を合わせることでポイントを無駄なく消化することは可能です。
支払い方法
売上金で商品を購入できないので、売上金でポイントを購入する必要があります。
「アプリでかんたん本人確認」が完了していれば、直接メルペイ残高でも支払うことができます。
その他、クレジットカード払い、コンビニ決済、キャリア決済、ATM払いができます。
コンビニ、ATM、キャリア決済手数料は100円がかかります。
メルカリの特徴
メルペイスマート払い
メルペイスマート払いは後払いサービスです。
今月の購入代金を翌月まとめて清算できるサービスで、メルカリやメルペイが使えるお店での支払いに利用可能です。基本的には翌月一括払い。清算方法は、自動引き落とし、メルペイ残高、コンビニ/ATMの3つから選択可能。コンビニ/ATM払いを選択すると手数料が300円かかります。
任意で選べる定額払いだと手数料率15%、つまりリボ払いとなるため、使い過ぎには注意が必要です。
あとよろメルカリ便
家が片付かない人や、自分で梱包・発送したくない人向けのサービス。
出品したら、手続きをして倉庫に配送すると、売れた後の梱包や発送はプロに任せることができます。
倉庫までの配送料と、2か月間の倉庫保管料は無料。
売れなかった際の返却配送料は980円/箱
売れた際には梱包資材代+梱包作業量+配送料がかかります。
保管無料期間終了後は500円/箱がかかります。
ラクマ
2012年7月に「フリル」としてサービスを開始したアプリ。
意外なことに最も早くサービスを開始していたんですね。
登録方法
メールアドレス、Twitter、Facebook、楽天会員IDで登録できます。
楽天会員IDでログインすると、楽天ポイントなども使用することができるため、期間限定ポイントの消費先としても利用できます。
利用時にかかるお金
登録料、月額使用料など一切かからず無料です。
販売手数料:6%
決済手数料:1件100円
商品購入時、支払い方法にコンビニ・郵便局/ATM・d払い・携帯キャリア払いを選択すると決済手数料が、かかります。
発送方法
発送方法は以下の通り。
例えば、匿名配送のネコポスであれば、A4サイズ、3cm以内、1kg以内で200円となっています。
メルカリのネコポスも、同じサイズ送れるようになっていますが、25円分ラクマのネコポスが割高になっています。
売上金の利用方法
売上金の有効期限は取引完了日から180日後
現金受け取り
1000円以上で振込申請可能です。
振込手数料は1万円以上の振込先が楽天銀行であれば無料、そのほかは1件210円。
楽天キャッシュにチャージ
手数料無料
一度チャージすると現金化はできない。
楽天キャッシュプレミアム型を出金
楽天キャッシュの本人確認後にチャージしたプレミアム残高であれば、出金可能です。
1万円以上楽天銀行は手数料無料、9999円以下は100円
他行出金手数料は210円かかります。
支払い方法
支払い方法は以下の通りです。
支払い方法にコンビニ・郵便局/ATM・d払い・携帯キャリア払いを選択すると決済手数料が1件100円かかります。
ラクマの特徴
購入申請機能
購入者が出品者に対して購入の意思表示をする、購入申請機能があります。
購入者は、申請して承諾されたときはじめて取引を開始することができます。
出品者は、購入申請機能をつけるかどうか、出品画面で選択できます。
購入申請ありにすることで、評価の悪い悪質な購入者とのやり取りを未然に防げるといった出品者側のメリットがあります。
購入代行サービスBuyee
購入代行サービスBuyeeと取引することで、海外購入者との直接のやり取りを行わずに商品購入・支払い・受け取り評価を代行して行うサービスもあります。
PAYPAYフリマ
2019年10月にサービス開始。
登録方法
Yahoo!JAPAN IDでのログインが必要です。
PAYPAY連携していれば、ログインすることでPAYPAY残高を利用することもできます。
利用時にかかるお金
事前の有料会員登録は不要。
出品者は、商品が売れた時に、販売手数料5%と送料が商品代金から引かれます
購入者は、商品代金を払うだけ!
※送料は全商品出品者負担
発送方法
匿名配送の「ヤフネコ!パック」と「ゆうパック・ゆうパケット」の2種類から選ぶことができます。
ネコポスであれば、 A4サイズ、3cm以内、1kg以内で170円となっているので、大手三社で最も安くなっています。
売上金の利用方法
売上金は、PAYPAYへのチャージか、銀行口座への振り込みから選ぶことができます。
PAYPAYへのチャージ
PAYPAYであれば、PAYPAYが使えるお店や、PAYPAYフリマ内で使用可能です。
銀行口座振り込み
振込申請をする場合、ジャパンネット銀行への振込手数料は無料、そのほかは1回100円手数料がかかります。
支払い方法
PAYPAY残高払いかクレジットカード払い
PAYPAYフリマの特徴
送料は出品者負担
購入者が負担するかどうか選択できるアプリもありますが、購入者負担の設定は嫌煙されることから、送料込みの価格設定にして出品者負担にすることがオーソドックスとなっています。
送料は出品者負担に固定はある意味スマートともいえます。
全ての取引が匿名配送
安心安全の匿名配送で安心できますが、普通郵便が選択できないことで小さい商品の送料は、他アプリと比較し割高になる可能性があります。
評価は購入者のみ
PAYPAYフリマで、評価されるのは出品者のみです。
はじめは、購入した時なかなか評価が付かないなと思っていたら、購入者が評価した時点で取引は終了している様子。
「価格の相談」機能
これはメルカリやラクマにはない機能で、PAYPAYフリマを始めた時に画期的だと思いました。
値下げ交渉は、フリマアプリの良い点でもありますが、面倒と感じることもしばしばあったからです。
丁寧な言葉でやり取りしたり、高く売りたい出品者と安く買いたい購入者の駆け引きが煩わしかったり。
お値下げ交渉が成功しても報復低評価もあるとかないとかでトラブルになった事例もあるようです。
価格の相談機能では、面倒なコメントのやり取りはなく、ボタン一つで価格相談ができます。
ほしい商品があれば、希望価格を打ち込み送信するだけです。
出品者は、同意する場合は24時間以内に同意ボタンをタップ、拒否する場合はそのままでOKです。
販売価格の80%未満の価格に希望は設定できないので、大幅値下げの心配もありません。
大手三社を比較してみた
アクティブユーザー数が多いのは?
メルカリは2020年12月末時点で、累計出品数が20億を突破したことで話題になりました。同時期の累計出品数の比較がないため、数字で比較することは難しいですが、利用してみてユーザー数が圧倒的に多いのはメルカリであると感じます。
同じ商品の出品数と最安値を比較してみます。
今回は今話題の、「バビロン大富豪の教え」の、販売中で検索してみました。
メルカリの場合
出品数82個 最安値1200円
出品数25個 最安値1300円
PAYPAYフリマ
出品数6個 最安値1350円
同じ商品の出品数はメルカリ>>>ラクマ>>>>PAYPAYフリマという結果に。
そして、最安値の比較でもメルカリが最も安いという結果になりました。
もちろん、商品によって価格や出品数は変動する可能性がありますが、ぱっと思いついた商品を検索した結果がこれですから、売れやすくて、安く購入しやすいのはメルカリと言えるでしょう。
同じ価格で売れた時に利益が一番大きくなるのは?
気になるのは、同じ値段で売れた時どのフリマアプリが、一番利益が大きくなるのでしょうか?実際に計算してみます。
今回は300円の3cm未満の商品が売れて最も安い方法で発送したと仮定してみます。
送料出品者負担と仮定して、手数料と送料を引いた分が出品者の利益となります。
メルカリ
ネコポスで発送です。
販売手数料10%と送料175円を引いた分が利益です。
300-30-175=95円
ゆうパケットで発送です。
販売手数料6%と送料179円を引いた分が利益です。
300-18-179=103円
PAYPAYフリマ
販売手数料5%と送料170円を引いた分が利益です。
300-15-170=115円
ぺいぺいフリマが圧倒的に大きな利益を生み出します。
300円だと、小さな差ですが商品価格が高くなるほど、見逃せない差になっていくことでしょう。
しかし、送料も手数料も最も安いPAYPAYフリマは、配送方法が2種類しかないため、普通郵便の84円切手で発送できる大きさの商品が販売された場合は、2倍以上の送料を支払うことになり利益が少なくなることも注意が必要です。
(ラクマとメルカリは普通郵便も対応している)
自分がどのような商品を売ることが多いのかによって、使い分ける必要がありそうです。
もちろん、匿名配送のみしか使わないのであれば圧倒的にPAYPAYフリマがお得です。
配布されるクーポンは?
購入者にとって最もお得に購入できるのはメルカリだと前の項目でお話ししましたが一つ注意点があります。
それは配布されるクーポンによっては他の二つのアプリで購入したほうがお得になることがあるからです。
さっそく配布されているクーポンを確認してみましょう。
8/14時点です。
メルカリ
利用可能なクーポンはなかったので、7月のクーポン情報です。
購入ごとにもらえるクーポンなので、ややハードルは高めですね。
ラクマは最もクーポン配布を頑張っている印象です。私もよく利用しています。どれだけ買っても100円オフなので、高額な商品だとお得感が薄いですが、安価な商品であればお得感があります。
PAYPAYフリマ
300円から使用できるものや、2000円購入で1000円オフなので、お得感のあるクーポンが配布されていました。
○○(メルカリ/ラクマ/PAYPAYフリマ)がおすすめなのはこんな人!
以上のフリマアプリの特徴を踏まえて、こんな人にはこのアプリがおすすめですよというのをまとめました。
メルカリは使えるアプリですが手数料もお高めなので、結論は自分が利用しているサービスがあれば、同じ会社を使ったほうがお得になると思われます。
メルカリ
- 楽天IDもヤフージャパンIDも持っていない人
- 商品をとにかく早く、たくさん売りたい人
- クーポンに翻弄されずに安く購入したい人
- フリマアプリ初心者でとりあえず経験を積みたい人
ラクマ
PAYPAYフリマ
- ヤフージャパンIDをもっている人 (PAYPAYを利用している人)
- ジャパンネット銀行を利用している人
- 売上金を現金で受け取りたい人
- とにかく利益を追求したい人
- シンプルな機能が好きな人
- 面倒なやりとりを省略したい人
- クーポン利用でお得に購入したい人
上記に、このフリマアプリはこんな特徴の人におすすめですよ!というのを挙げてみましたが、これといって当てはまらない人もいることでしょう。そんな人は、3つとも全て使ってみて、好みに合ったものをメインにしていくのがおすすめです。
なぜなら売却されたときにはじめてお金(手数料)がかかるため、月額料金や登録料は一切かからず無料だからです。
でも3つとも使って中途半端に売上金が出たら、手数料がもったいないと思っても大丈夫です。
現金化する手数料は確かにお高めなので、中途半端な金額の売上金なら、ぺいぺいや楽天ペイ、メルペイなどにチャージして、街でのお買い物に使って消費してから、使わないアプリは消せばすっきりします。
コンビニしか、ペイの使い道がないと割高に感じますが薬局や飲食店でも利用できるので便利です(⌒∇⌒)
そしてペイを利用することでもらえるクーポンもあるのでお得にお買い物ができる可能性もあります。
筆者はもともとメルカリを利用していて、楽天・ヤフー(ぺいぺい)経済圏に少しつま先を入れている程度の人間。試しにラクマとぺいぺいフリマもはじめてみたという感じで、3社併用しています。
なんだかんだクーポンが配布されて、掘り出し物があったりするのでずるずると利用しております( ´∀` )
招待コード
登録時に招待コードを入力することで、実質お金なポイントがもらえます
メルカリ ⇒【WUQRVJ】
参加するボタンを押した人のコード入力で、500P もらえます。
キャンペーン期間:常時
招待コード WUQRVJ
※参加ボタン押してます
ラクマ⇒【puaOK】
エントリー済みコードの入力で、通常100Pのところ、100円分のラクマポイントと1000円分の楽天ポイント、合計1100ポイントもらえます!
キャンペーン期間:
2021年10月1日㈮12:00~2021年11月1日㈪23:59
招待コード puaOK
※エントリーボタンもちろん押しています。
※ラクマポイントはラクマ内でしか使えないポイント、楽天ポイントはラクマ含め楽天グループで使えるポイントです。
PAYPAYフリマ➾【O8V3FS】
コード入力で、300円相当のPAYPAYボーナスもらえます!
アプリダウンロード後、マイページの紹介コード入力ボタンから、入力すればOK
キャンペーン期間:
2021年10月1日㈮12:00~2021年10月31日㈰23:59
招待コード O8V3FS
まとめ
- 一番売れやすいのはメルカリ
- 自分が利用しているサービスのグループで使うのがお得
- どれもピンとこなければ3社併用で、自分に合ったものを探してみよう