避妊の方法としての第一選択にコンドームが挙げられますが、、
この記事を見ている方は何らかの事情があり生でしてしまった、または生でしなければならない状況が身近に迫った経験が、一度でもあるのではないでしょうか?
残念ながら、今の日本では学校や親からも十分な性教育が受けられず、誤った認識や不十分な知識のまま、感覚的に性行為をしている人もいるかもしれません。
特に、生でしてもいい条件を教わる機会はそうそうありません。
そんな方に向けて、『性行為をするときに生でしてもいい条件』をテーマに、命の大切さや人間関係についても触れながら解説していきます。
生で入れるときの妊娠確率は?
生で入れるだけ、生で先っぽだけでも妊娠するの?
生で少し入れたら妊娠するの?
一瞬でも生で入れたら妊娠するの?
生でしたがる彼を断れず生でやったので不安
生で性行為をしてもいい条件を知りたい!
生でしてしまった!後からでも避妊するには?
アフターピルってなに?
性行為のリスクとは?
知っておきたい2つのリスク
まずはじめに、性行為を行うリスクを知ることが大切です。
- 感染症のリスク
- 妊娠のリスク
感染症のリスクについて、これはコンドームをしていなければ大きなリスクがありますが、コンドームを着用していても口(キスやオーラルセックス)や傷口からも感染の恐れがあります。
例えば、陰部を直接舐めるといった行為や不潔な体で傷口を触る行為、もちろんキスでも感染する可能性があります。
感染して治療しないまま放置していると、以下のようなリスクがあります。
保健体育の授業では、ここぞとばかりに長い横文字の感染症の名前ばかり覚えることになりますが、感染するとどうなるかってなかなか知る機会がないですよね。
怖がらせたいわけではありませんが、感染症は軽んじられるリスクではないということをまずは知っておいてほしいと思います。
赤ちゃんの健康状態が心配な方は出生前診断の相談までなら電話で無料で行えるので安心です。
妊娠のリスク
当たり前ですが、性行為をすれば妊娠する可能性があります。
途中からコンドームを付けたor外した、少しだけ生で入れてしまった場合も妊娠の可能性は低いですが、可能性はゼロではありません。
可能性が低いと言ったのは、妊娠の成立には複数の条件が揃う必要があり、そこまで簡単に成立する物ではないからです。
妊娠の確率は?
妊娠の確率を大まかに計算してみましょう。
卵子が放出される排卵のタイミングで、出産適齢期かつ健康な男女が性交をした際に、ぐっと妊娠の確率はあがります。
生理周期は人によりますが、28日としましょう。
精子の寿命は約3日なので、1÷28×3×(性行為を行った日数)×100=10.7%
仮に、1日のみであれば、中でしっかり射精した場合の妊娠確率は約11%。
先っぽだけや、射精は外でした場合は上記より低い確率と言えるでしょう。
もちろん、たくさん性行為をした場合はその分妊娠確率は上昇します。
以下の記事を見れば、無事妊娠できるということがそんなに簡単ではないということ がお分かりいただけるかと思います♪
女性の体のホルモン変化や症状についてもわかりやすくまとめています。
子どもを作るって本来はとても喜ばしくてお祝いされるくらいのことです。
それなのに、妊娠してしまったらどうしようという気持ちを持つことは、赤ちゃんにも相手にも失礼だと思います。
今妊娠したとして、赤ちゃんを迎え入れる環境や経済力は整っていますか?
また、本当にその人との子供が欲しいですか?
もしも、YESと言えないようであれば
避妊をしたとしても、性行為をすべきではないと思います。
万一中絶することになった場合は、お金もかかるし女性の体に負担もあります。
なにより命を諦めることへの責任は一生背負うことになるのです。
生でしてしまった場合の応急処置!アフターピルって?
仮に生でしてしまって後悔しているというかたも、落ち着いてください。
性行為後72時間以内であれば、アフターピルを内服することで避妊をすることができます。
アフターピルは、医師の処方が必要なのでドラッグストアには売っていませんが、オンライン診療で、即日発送してもらうことができます♪
ピルについて詳しく知りたい方に、参考にしていただけます。
生でしてもいい条件って?
生で性行為をしてもいい条件項目
性行為にはリスクはありますが、そういったリリスクを避けながら安全に性行為を行うことも可能です。
信頼できるパートナーとお互いに1人だけ性行為を行う
パートナーについては、こういった深い話をできる仲であること、自分を大切にしてくれていると感じられる人は信頼できそうです。
若い男女であれば、「▲▲をしたら嫌われるんじゃないか。」と些細な事でも気にしてしまい、本音や心配事を話し合えないということもあると思います。
また、「浮気をしているのではないか」と疑わしいパートナー、「自分のことを大切にしてくれない(いわゆるヤリ目・体目的)」と感じさせるパートナーもいるかもしれません。
しかし、そのように信頼関係を築けていない状態で性行為をするのは、特に女性にとってはリスクが大きすぎます。
妊娠した途端逃げられる、一緒に育てていくことになったとしても円満な家庭を築けないという可能性もあります。
一度のあやまちで、一生後悔することがないよう先を見据えて行動していきましょう。
信頼できるパートナーと、かつ妊娠しても問題ない状況であれば生でしても問題ありません。
感染症の検査で陰性を確認する
感染症はお互いが陰性であることが確認できれば、感染症のリスクを限りなくゼロに近づけて行為を行うことができます。
本当にそんなことをしているカップルがいるのか?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、検査をしている人はしています。
お金がないという人も、保健所などでは一部の検査は無料かつ匿名で実施しているところも多くあります。
大切なことだし、相手に感染させてしまったらそれこそ後悔してもしきれません。
パートナーとともに一緒に検査を受けに行きましょう。
HPVワクチンを接種する
HPVワクチンは、がんを予防できる唯一のワクチンです。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は子宮頚がんの主な原因であり、日本では男性に対する公費助成はなく全額自己負担になってしまいます。
しかし、性感染症であり一緒に予防していく必要があること、尖圭コンジローマの予防やその他HPVが原因のがんの予防にもつながることから男性への接種も推奨されています。
女性であれば、公費負担で中学生ごろに3回接種を終えているはずです。
体は清潔にしよう!
体は清潔に保ち、感染を予防しましょう。
- 性器を傷つけないよう爪は短くきりましょう
- 生理中は、性器が傷つきやすいためセックスしない
- ホテルなどの使いまわしの器具には注意しよう
- 性行為の前後はシャワーを浴びよう
- 性行為前に排尿・排便はすましておこう
- 疲れているときや、病気の時など免疫力が低下しているときはセックスしない
- 清潔な場所を選ぼう→野外や公衆トイレはNG!!
ピルを内服して避妊をする
ピルを確実に内服すれば、コンドームよりも高い避妊効果を得ることができます。
(=避妊の失敗が少ない)
ただし、女性が飲んでコントロールするものなので、男性が管理に関われないこと、お金がかかることがデメリットと言えます。
ピルの飲み方やどういったメリット・デメリットがあるかについて詳しく知りたい方は、こちらの記事でまとめています。
いつ妊娠しても問題ない環境にしておこう
お金のこと、仕事のこと、学業との両立など、パートナーと価値観を共有した上で、いつ妊娠しても赤ちゃんを迎え入れる準備ができいるという状態であれば、生でしても問題ないと思います。
産まれたら家事や育児をどうするのか、仕事とのバランス、起こりうる様々なリスクを、予め話し合えたらスムーズです。
赤ちゃんってどのくらいお金がかかるの?については実体験をもとにこちらの記事にまとめています。
まとめ
- コンドームは避妊や感染症の予防には有効ですが、絶対的な効果を保証するものではありません。
- そして、条件さえ満たせば生で性行為を安全にすることもできます。
- しかし、やっぱり難しそう、難易度が高そうだという方はやはりコンドームの使用をおすすめします。
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