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月経周期(排卵)とホルモン変化についてわかりやすく解説|看護

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こんにちは。看護師のコワニブログです。

成熟した女性ならほとんどの人が体験している生理(月経)ですが、それがいったい何ものなのか、体の中で何が起こっているのか、妊娠との関係性などよく分からない方も多いと思います。

実際に私もそうでした。

基礎体温を測った方が良いと言われるけどなぜ??とずっと疑問でしたし、小学生や中学生の保健の授業でも妊娠の仕組みや月経について説明されますが、いまいちイメージがわかないまま大人になりました。

看護学生、助産学生さんであれば「国家試験に向けて勉強しているけれど、この分野苦手です」という人もいるかもしれません。

 

そこで今回は、生理(月経)周期と基礎体温について、ホルモンバランスをまじえながら分かりやすく解説していきます。

 

クリックでとべる目次もご活用ください。

 

読者の疑問

生理周期や月経周期のホルモン変化やホルモンバランスについて知りたい

月経周期の体温変化について知りたい

基礎体温のグラフをみたい。

妊娠したときは低い?高い?

基礎体温排卵日のタイミングはいつ?体温は下がるの? 卵巣周期、月経周期、子宮周期とは?違いは?

 

 

はじめに

月経周期(生理周期)や基礎体温について理解するためには、女性生殖器の機能と構造、妊娠成立の仕組みについても理解しておく必要がありますので、簡単に解説します。

女性生殖器の構造

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妊娠に関わるメンバー達

  • 子宮:赤ちゃんが育つ場所。普段は鶏の卵くらいの大きさですが、妊娠直前は10倍以上の大きさになります。
  • 卵管:子宮と卵巣をつなぐ通り道
  • 卵巣:卵子の貯蔵庫。たくさんの卵子が眠っており、最も発育した卵子1つが卵巣から飛び出します。(排卵
  • 卵子の寿命は排卵後24時間
  • 精子の寿命は体外に排出後2日~3日

 

妊娠の成立の4ステップ

妊娠の成立には4つの過程があります。

  • 膣内で射精後、精子が卵管の先まで移動する。
  • 排卵が起こり、卵子が卵管内に入る
  • 卵管膨大部という卵管の広い場所で卵子の中に精子が1つ入る(受精)。
  • 受精卵は細胞分裂を繰り返して成長しながら子宮に移動し、子宮内膜に潜りこむ(着床)。

2個以上の精子が入るとうまく発育できないため、1個の精子卵子に入ると、卵子は他の精子を遮断します。よく勘違いされますが、一卵性双生児は受精後に2つに分裂するのであって、精子が2つ入るわけではありません。

 

この4ステップの1つでも上手くいかなければ妊娠は成立しません。これを利用したものが避妊法です。コンドームは精子が膣に入るのを防ぎ、ピルは排卵を抑制する仕組みです。

生理不順などがあると排卵の瞬間を確実に予想できないため、安全日の性行為=妊娠しないとは言い切れません。

 

ピルについてもっと知りたい方はこちらの記事でまとめました。

kowaniblog.hatenablog.com

ちなみに

 

月経周期とホルモン変化

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基礎体温とは

基礎体温は4~5時間以上睡眠後の、起床時の安静な状態(ベッドや布団から出る前)で測定した体温のことをさします。

非妊娠時の基礎体温は比較的低い基礎体温が続く低温期と、比較的高い基礎体温が続く高温期の2層となり、それぞれ14日ずつの合計28日周期が一般的です。月経初日から次回月経開始日の前日までの日数が25~38日であれば正常範囲です。

 

妊娠した場合は、高温期が排卵日以降も続き、排卵日以降17日以上高温期が持続する場合は妊娠の可能性があります。

 

女性ホルモンとは

女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の総称です。女性ホルモンの分泌は、視床下部―下垂体―卵巣により調整されます。

視床下部と下垂体は脳の中心の下の方にある小さな部分です。

登場するホルモンたち
  • 視床下部から分泌されるゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)

          GnRHは下垂体前葉を刺激し、ゴナドトロピンの産生を促進する。

  • 下垂体前葉から分泌される性腺刺激ホルモンのゴナドトロピン(FSHとLH

          ゴナドトロピンは卵巣に働き、エストロゲンプロゲステロンを産生する。

          ※卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH

 

月経周期(生理周期)について

月経周期は月経開始を1日目として、次の月経開始日前日までを数えます。

28~30日周期が一般的ですが、それよりも少なかったり多かったりすることもあるので、ご安心下さい。

 

月経周期は女性ホルモンの変化に伴い、以下の4期に分けられます。

月経期:妊娠が成立しなければ、子宮内膜を排出する

卵胞期:卵巣の中の卵子の成長を促す

排卵期:成長しきった卵子排卵する

黄体期:厚くなった子宮内膜を維持し、妊娠しやすい環境を維持する

 

月経期

高温期から基礎体温が下がると、月経期がはじまり、下がった基礎体温を維持する形で低温期が始まります。この変化がなければ無排卵の可能性があり、体重変化やストレスによるホルモン分泌異常の可能性があるので、医師に相談しましょう。低温期と高温期の差は0.3~0.5度あれば問題ありません。

妊娠が成立しなければ、エストロゲンプロゲステロンが激減し、厚くなっていた子宮内膜が剥れます。その際に出血した血液と子宮内膜の一部が体外に出ることを月経と言います。

卵胞期

脳からの指令により卵巣内で卵胞が育ちます。卵胞は成熟するにつれてエストロゲンを分泌します。エストロゲンは、子宮内膜を厚くし、基礎体温を下げる作用があります。

排卵

血中のエストロゲン濃度が上昇すると、ポジティブフィードバックにより、LHの急激な放出(LHサージ)が起こる。LHサージの36時間後に成熟卵胞から卵子が排出されます(排卵)。

黄体期

排卵後は、プロゲステロンが分泌される黄体期となり、妊娠しなければ月経の直前で終わりる。

排卵を終えた卵胞が黄体に変化し、プロゲステロンを分泌する。プロゲステロンは子宮内膜の厚みを増大させて、妊娠に適した状態にする。また、プロゲステロンには、基礎体温を上昇させる作用がある。

エストロゲンもまた、子宮内膜を刺激し増殖させる。

エストロゲンプロゲステロンが上昇すると、乳房内の乳管が拡張して、胸が張ったり痛みが出たすることもある。

妊娠が成立しなければ、黄体は委縮して白体となり月経が生じる。

受精卵が着床した場合(妊娠した場合)は、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)が分泌されて、黄体が維持され、黄体からプロゲステロンの分泌が持続。妊娠検査は、このヒト絨毛性ゴナドトロピンを検査するもの。

妊娠4週頃から陽性に、6週には100%陽性になる。

 

卵巣周期と子宮周期の違いは?

卵巣周期は原子卵胞が成熟卵胞になり、排卵するまでの卵胞期と、排卵後に黄体が委縮し白苔になるまでの黄体期がある。卵胞期は月経開始から排卵まで、黄体期排卵後から次回月経開始までを言います。

子宮周期では月経期・増殖期が卵胞期に、分泌期が黄体期にあたります。

 

まとめ

  • 低温相から高温相に変化するあたりで、排卵がおこるため、その前後での性行為が妊娠しやすい時期となる。
  • ホルモンの影響で、妊娠しやすい環境が整備されたり体温が上がったり下がったりする
  • エストロゲンは卵胞期と黄体期に、プロゲステロン黄体期に増加する

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