お風呂の追い炊きと保温、お湯はり(足し湯)でどれだけガス代が安くなるのかはよく検証されていますが、オール電化住宅ではあまり検証されていないなと思ったので、実験してみました。
オール電化ではガス代がない分、シャワーやお風呂で電気料金が上がってしまいます。
毎回風呂自動をしていたら、水道料金が高くなるし、かといって毎回追い炊きをしていたら電気代の負担があがりそうで心配ですよね。
結局、どうするのが一番安いのか。
電気代と水道代の合計から、家計の節約につながる最適解を探っていきます!
実は、国の補助金で電気代が値引きされています。
詳細はこちらの記事にて解説!
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追い炊きと風呂自動はどちらが安い?
お風呂の電気代、水道代を節約する方法は?
お風呂一回分の値段、水道代はいくら?
お風呂1回何リットル使うの?
シャワー1回何リットル? お風呂200Lの水道代は?
我が家の電気・水道代事情
- オール電化住宅、3人暮らし
- 水道料金:基本料金4000円、毎日お風呂にはいると、6000円近くに。
- お風呂は1回150L+シャワーを使用。
- 電気料金:夏は6000~8000円、冬は8000~12000円程度。
お風呂の湯量はもともと200Lの設定でしたが、節約のため150Lに設定を変更しました。
2022年に入ってから、使用量は変わらないはずなのに、電気代はかなり上昇しているように感じます。
風呂自動と追い炊きではどっちが安いのか検証
検証内容
毎日風呂自動のパターンと、風呂自動と追い炊きを1日おきに実施するパターンを1ヶ月ごとに実施。
- 毎日風呂自動=毎日お湯を入れ直す場合
- 風呂自動と追い炊きを交互に実施した場合(2日に1回追い炊き)
検証結果
以下は1ヶ月分の水道光熱費です。
- 水道代2954.5円
- 電気代5624円
- 1ヶ月8578.5円
- 水道代2000円
- 電気代5811円
- 計7811円
結果としては以下のようになりました。
- 毎日風呂自動だと、追い炊きを挟むときと比べて水道代が1954円増加する
- 追い炊きを挟むと月額187円、年間2244円電気代が高くなる
水道代の方が大きく料金に反映される影響で、追い炊きを挟む方が総合的にみて安くなりました!
お風呂以外にも電気や水道は使用するので、詳細は不明ですが、単純計算で年間約9200円節約できる計算となります。
オール電化で水道代・電気代を節約するための最適解
検証では、追い炊きを挟んだ方が水道・電気代は安くなりましたが、それでは水道代が基本料金の使用量まで使っていないため、まだ余裕がありました。
よって、水道の基本料金のぎりぎりまで風呂自動を実施して、残りを追い炊きにすると最も節約になると考えられます。
例としては、風呂自動・風呂自動・追い炊き(3日に1回追い炊きを挟む)といった具合に調整する方法です。
お風呂1回で何リットル使うの?
1回でお風呂150L、シャワーに150L合計300L使うと仮定して、湯量と料金を計算してみましょう。
シャワーは15分流しっぱなしだと180L水を使います。
我が家は大人2名なのでシャワーはだいたい150Lと仮定。
※ちなみに、150Lは一般的なお風呂の大きさの半量程度。
オール電化住宅なら設定で変更・確認ができるものが多いと思います。
- 30日間(1ヶ月)毎日風呂自動にしたら 1ヶ月で9000L=9㎥
- 15日間(2日に1回)風呂自動にしたら 1ヶ月で4500L=4.5㎥
2日に1回の場合、水道の基本料金まで2㎥ほど余裕がありました。
1㎥=1000L=1tなので、残り2000Lは余裕があります。
つまり、料金的には残り6.6回風呂自動を追加してもいい計算(2000÷1日300L)なので、21日(=1ヶ月の約3分の2)風呂自動にしたら、1番コスパが良くなる計算です。
お風呂1回分の水道代はいくらか計算してみた。
水道料金は6㎥こえた分2000円水道料金が上昇したので、1㎥333円。
1回のお風呂+シャワーで300L使用していると仮定すると、1回100円の計算でした。
基本料金を超えなければ、1回60円で湯船につかれる計算です。
あとは契約しているプランと、電気の使い方の相性が悪いと電気代が高額になりやすいです。
電力比較サイトで客観的に自分の電気代が妥当なのか評価することもできます。(もちろん無料です)
まとめ
- 毎日風呂自動だと水道料金が跳ね上がる
- オール電化だと、風呂自動より追い炊きの方が電気代は若干高い
- 電気や水道料金の仕組みは地域によって異なるので、自分の家だとどうなるか計算してみてもいいかもしれません。
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