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東京電力ではスタンダードとスマートライフプランどちらが安いか計算してみた|TEPCO

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こんにちは。2022年2月の電気代が過去最高額を記録したコワニブログです。

2021年9月から電気代が上がり続けて、とうとう10000円超えとなりました。

東京電力のスタンダードプラン、なんだか高いと思いませんか?

昨年2月に比べると2倍以上になっており、家計をもろに圧迫しています。

 

電気代を少しでも安くすべく、こまめに電気を消したりだとかいろいろ努力しても限界がありますよね。

 

そこで今回は、電気代の使用量や使用時間から、東京電力のスマートライフプランとスタンダードプランはどちらの方が安いのか実際に計算してみました!

結果は、意外なことにスマートライフプランが安くなりました。

 

東京電力を利用している方向けに、スタンダードプランとスマートライフプランはどちらがお得なのか解説していきます!

 

 

はじめに

支払っている電気代の内訳と電気代高騰の理由

まずはじめに、支払っている電気代の内訳や計算方法を簡単に理解していきましょう!

電気代は、以下4項目によって構成されています。

 

電気代を構成する4つの料金

基本料金

電気代の基本料金とは、使用しなくても毎月必ず固定でかかる費用のことです。

どれだけの基本料金がかかるかは、電力会社や契約内容によって異なります。

 

例えば、東京電力の場合は10Aごとに、286円です。

 

電力量料金

電力量料金は、使用量に応じて変動する費用のことです。

1kWhの電力量料金は、電気会社や契約しているプランによって異なります。

 

電力量料金=1kWhの電力量料金×使用量によって算出されます。

 

例えば東京電力の有名なプランに、オール電化住宅向けのスマートライフプランと、その他の人向けのスタンダードプランがあります。

時間帯によって電気代が変わるスマートライフプラン、電気の使用量によって単価が上がるスタンダードプランです。

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燃料費調整額

燃料費調整制度とは、火力発電に用いる燃料(原油液化天然ガス、石炭)の価格変動を毎月の電気料金に反映させる仕組みです。

このような仕組みを多くの電力会社が取っている理由は、燃料の多くを輸入に頼っている日本では、燃料が高騰した際に電力会社の経営が不安定になってしまうためです。

現に、日本は電気に使用する石炭や液化天然ガスの多くを輸入に頼っており、液化天然ガスなどが高騰している影響で2021年9月以降は電気代が上がり続けています。

 

燃料価格が高ければ、価格が引き上げられ、安ければ引き下げられます。

実際に、2021年は-になり電気代が安くなっていた月もありました!!

燃料費調整額=「燃料費調整単価」×電力使用量で算出されるため、電力量使用量が多ければ多いほど家計を圧迫してしまいます。

 

再生可能エネルギー発電促進賦課金

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、再生エネルギーの買い取りにかかる費用の一部を利用者が支払う仕組みです。

電気の燃料の多くを輸入に頼っている日本では、再生可能エネルギーを普及させて日本のエネルギー自給率をあげていくことが大切になるため、皆で費用を負担していこうという訳です。エネルギー自給率が上がった未来には、燃料の高騰で電気代も上がるといったことがなくなるのかもしれません。

 

毎年経済産業大臣が5月~翌年4月までの再エネ賦課金の単価を決定します。

2021年5月~2022年4月の単価は3.36円/kWhです。その前の年は2.98円/kWhでした。

ちなみに、この再エネ賦課金も毎年上がり続けています。

 

 

スタンダードプランとスマートライフプランはどちらが安いの?

筆者はオール電化住宅なので東京電力のスマートライフSプラン、30A で契約しています。

スタンダードプランとスマートライフプランをどちらも試してみて、状況に応じて安いプランで契約するようにしています。

スマートライフプランの場合

2022年の明細は以下のようになりました。

 

基本料金=286円×3=858円

使用電力量は360kWh 8164.2円

  電気代が安い深夜の電気代は17.78×140=2489.2円

  電気代が割高な昼間の電気代は25.80×220=5675円

燃料費調整額 0.74×360=266.4

再エネ発電賦課金 3.36×360=1209円

合計で10498円

 

スタンダードプランの場合

これが、スタンダードプランであった場合を計算してみましょう。

スマートライフプランと異なるのは、電力量料金だけですので、スタンダードプランの契約内容に合わせて計算すると

基本料金=286円×3=858円

使用電力量

 19.88×120kWh=2385.6円

 26.46×180kWh=4762.8円

 30.57×60kWh=1834.2円

 電力量料金合計 8982.6円

燃料費調整額 0.74×360=266.4

再エネ発電賦課金 3.36×360=1209円

電気代合計 11316円

 

計算した結果=スマートライフプランが安かった

スマートライフプランの電力量料金=8164.2円

スタンダードプランの電力量料金=8982.6円

スマートライフプランとスタンダードプランの比較では818円スマートライフプランが安いという結果になりました。

 

スマートライフプランの方が安くなった理由

筆者の場合、使用電力量が360kWHとスタンダードプランの3段階目まで突入しました。

スマートライフプランの2段階目とスタンダードプランの2段階目だとスタンダードプランの方が単価が高くなるため、使用量が多いほどスマートライフプランの方が安くなる可能性が高くなると考えられます。

 

また、スマートライフプランは深夜の電気代が安くなるため、深夜にも使用電力量の約1/3を使用していたため安くなった可能性があります。

 

逆に、以下のような方はスタンダートプランの方が安くなると考えられます。

    深夜はほどんど電気を使用しない
    電気を300kWh以上使うことがめったにない

ただし、スマートライフプランの注意点もありますので以下記事にまとめています。

kowaniblog.hatenablog.com

 

まとめ

  • 電気代は、燃料費調整額と再エネ賦課金の上昇によって電気の使用量が変わらなくても電気代が上昇傾向にある
  • 使用電力量が多い&深夜も電気をある程度使う人はスマートライフプランがおすすめ
  • 使用電力量が少ない&昼間メインで電気を使う人はスタンダードプランがおすすめ

 

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