出産に至るまでは、子供を産むにはお金がかかるという漠然とした不安がありましたが、具体的にいくらかかるかは事前に知らされないためびくびくしていました。
特に医療サービスは、ドクターの意見に従うままで、どのくらいの金額のサービスを受けているかが分かりにくいです。
どのくらい費用がかかるのか不安な方もいるかもしれません。
この記事では、実際に妊婦健診~出産、産後に至るまでにかかった金額を発表していきます!
妊娠発覚から出産まで費用はいくら?
普通の出産だと自己負担はどのくらい?
出産費用の自己負担平均は?
お金はいつ支払うの?
神奈川の相場は?
はじめに
補助される費用
正常分娩(帝王切開や吸引分娩など医療介入のないもの)だと、高額療養費制度は利用できないため、補助金を除いた全てが自己負担となります!
- 出産育児一時金
- 市役所でもらえる健診の補助券(妊婦健診14回と産後健診2回分)
※2023年4月から出産育児一時金が42万円→50万円に引き上げられました!
補助金の申請方法
健診の補助券は、妊娠届提出時にもらえます。
出産育児一時金は、企業や市町村に申請すれば、保険から直接おりるため、差引額を窓口で自己負担する形となります。
個人的に保険に入っている方、会社の福利厚生や市町村の制度でのお祝い金がある方は、より自己負担を減らすことができます。
【体験談】実際にかかった費用を公開
ここでは、補助券や保険適応分を除いた実際に支払ったお金を記載していきます。
妊婦健診の内容と自己負担金額
妊娠期間は約10ヶ月程度。
妊婦健診の標準的な回数は以下の通りです。
妊娠初期~23週:4週間に1回(計4回)
妊娠24~35週:2週間に1回(計6回)
妊娠36週~出産:1週間に1回(計4回)
※これは標準的な回数であって病院やクリニックによっては独自のスケジュールを組んでいることもあります。
妊婦健診の補助券は14枚なので3回は全て自己負担となりました!
妊娠・出産は個人差が大きいので、参考程度にしかならないですが、合計の自己負担は68590円でした。
2000~3000円で済むことが多いみたいなので、地域の補助金額が少なかったのかもしれません。
出産費用(個室、自然分娩)
出産にかかった費用は食費や入院料等全てあわせて542430円。
個室で4泊の入院、自然分娩です。
出産育児一時金が420000円なので、自己負担は122430円でした。
保険負担 13830円
入院料66000円
分娩料280000円
新生児管理保育料80000円
検査・薬剤料 28750円
処置・手当58000円
食費2300円
その他13550円
出産費用は予め12万円を妊娠発覚から1ヶ月経った頃に預り金として支払い、産後に清算しました。
産後健診
産後健診は3回ありました。
- 4000円(母乳育児の様子を見たいということで行くことになり補助券は使用できず)
- 300円(貧血があり鉄剤の注射をしました)
- 0円(補助券を使用し、無料でした。
4300円かかりました。
一人目は不安や分からないことも多い分、費用が上乗せされやすいと思います。
ベビーの1ヶ月健診
赤ちゃんが1ヶ月の時に、産院を受診。
2500円でした。
小児医療証と保険証が必要になるので、退院後すぐに申請手続きを行います。
その他
その他にかかった費用は以下の通りです。
- 産科医療保障制度16000円
- 妊娠証明書 5500円
- 母性健康管理指導事項連絡カード 5500円
- モニターベルト 1000円
- タクシー代 1600円
産科医療保障制度とは、重度脳性麻痺の子どもと家族のために補償金が支払われる制度で、保険のようなものです。
結局いくらかかるの?
自己負担額の合計は227420円でした。
出産費用の平均が50万円(産科医療保障制度こみ)のため、6万円オーバー。
妊婦健診の自己負担平均が1万円のため、2万オーバー。
平均で8万円近くは高い計算です。
地域によってはより、安く抑えられるかもしれません。
全てにかかった金額の合計なので一度に用意しなければいけない訳ではありません。
妊娠期間の10ヶ月で割ると約2.3万円毎月捻出すればOK
経済的に厳しい方は、特定妊婦として市町村の制度で守られる可能性もあるため、市町村に相談してみましょう!
自己負担が10万超えたら
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家族分合算でき、交通費もいれられます。
筆者は家族分合算して5000円戻ってきました。自己負担金額を考えたらわずかですが、やらないよりはまし。
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