2024年年末から2025年年初という円安&株高の最悪な状況でなにも考えずに一括投資してしまいました。
いや、何も考えていなかったわけではなく、
資産配分などのバランスを考え自分なりに考えた結果、最悪のタイミングで一括投資するはめに。
投資した直後に、-40万の損失になり、メンタルやられながら7か月経過。
ようやく損失が回復してきたので、学んだことを共有します。
最悪のタイミングで投資した結果
現在の運用成績公開
比較したくて、意味もなく分散させています。
運用成績はこんな感じになりました。
一時期マイナス40万だったのがトータルではプラスに転じたのは大きな一歩。
ただ、分散させておけばもっと利益出てたのに~と思います。
ここまで回復するのに7か月。
何年もかかったらどうしようとか思ってたので、早いようで短いような長いような、、
高収入な人ならまだしも、自分にとっての40万は2か月働いてようやく稼げるお金なので、お金の大切さも実感しました。
利益確定すべきかホールドか
円安株高での高値掴み、今後いつまたマイナスになるかわからないので今のうちに利益確定してとりあえず楽になりたい気持ちと、
まだまだ、利益も少ないので日々の変動により、確定タイミングでマイナスになる可能性あるし
とか色々葛藤中です。
損失出てるS&P500はホールド。
理想は10%くらい利益出てから、安心して売却したい。
もちろん長期投資目的で始めたけど、あの下落を一度経験するともう一度の損失を避けたい心理状態になってしまう。
高値掴みの後遺症
一括投資に手を出さないと誓う
一括投資はもちろんやらないと誓った。
地域分散・時間の分散・投資額の分散めちゃ大事と学んだ年でした。
長期投資なら値動き気にするなと言われるけど、やっぱり一括投資した直後に下落はメンタル病みます。
私生活でも考えるようになり、そのメンタル病んで投資について考えてる時間も無駄だったので、一括投資はもうやらないと誓った。
つみたて投資も減額した
そして、つみたて投資も減額した。
ついでに、NISAの非課税枠埋めるゲームに参加するのもやめた。
理由は投資でお金が増えると信じていたけど、実際そうでもないし投資のリスクというものを肌で感じた7か月。
投資に対する攻めの姿勢を失ったし、お金を増やすことよりメンタルの安定を選ぶことにした。
節約意識するように
失ってからお金の大切さを再認識し節約意識するようになりました。
いままでは、スーパーで値段とかあまり気にしなかったけど、ちゃんと値段みて買うようになりました。
投資というのは不思議なもので、利益確定してなくても利益出てたら気が大きくなって散財したりしてました。
逆に損失出たら、節約しだすという、、
あと、応援したくない企業とか好きでもないものに妥協でお金使うのもやめた。
NISA一括投資&高値掴みで学んだこと
円安で投資は絶対NG
つみたて投資ならまだしも、一括投資をするなら円安タイミングは絶対避けた方がいいと、今回の経験を通して痛いほど学びました。
2024年年末は1ドル160円台の円安ピークでした。
円安(160円台)で買うとどうなるか
つまり円安で資産を保有している分にはいいけど、円安タイミングで買うのは絶対NGということ。
株価上昇の理由
一括投資&高値掴みしてから半年以上経過し、まだまだマイナスはありますがぼちぼちプラ転してきました。だけど、株価上昇の割には利益は伸び悩んでいる。
これも為替とやらの影響。
2025年4月のマイナスから2025年7月までの株価上昇の理由を振り返る。
1. 関税問題の一時休止
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4月2日の大幅な関税発表直後に市場は急落しましたが、4月9日にトランプ政権がその関税導入を一時停止したことで“リバウンド相場”が発生。S&P 500は1日で約9.5%上昇する急回復を見せました
2. 企業業績(特にテックとAI企業)の好調
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第1四半期にS&P 500企業は13.6%の前年比収益成長(5年平均を上回る)を記録
3. AIや半導体関連銘柄の急成長
4. 金利観測とFRBのスタンス
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4月には高止まりだったイールドが落ち着き、インフレ抑制の兆しとともに「年内の利下げ観測」が強まりました。
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6月末にはFRBが「年内2回の利下げ」を示唆し、市場に安心感を与えました 。
5. 米雇用統計の堅調さ
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6月の雇用増加は予想を上回る147千人に達し、失業率も4.1%に低下。結果的に米経済の力強さが示され、株式市場にもプラス材料となりました 。
6. 幅広い業種への拡大
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当初はテック主体でしたが、最近は資本財・素材・金融・エネルギーなどの景気循環株も上振れし、市場全体の底上げに寄与しています 。
おまけ:利下げとは?
「利下げ」とは…
中央銀行(アメリカではFRB=連邦準備制度)が政策金利を引き下げること。
利下げをすると景気が減速したり、インフレ(物価上昇)が落ち着いたときに、
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企業や消費者の借金コストを下げる(=ローンが安くなる)
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→ 投資や消費が活発になる
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→ 経済が元気になる
利下げ = 株式市場にとって プラス材料
理由:
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企業の資金調達コストが下がる(=利益が出やすい)
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投資家が「債券より株のほうが利回りいいな」と思って、株に資金が流れやすい
S&P500よりオルカンにすべき
S&P500かオルカンどっちに投資すべきか問題。
結論として、筆者は両方に投資しました。
そして、オルカンに落ち着きました。
長期的にみればS&P500の方がリターンは大きいかもしれませんが、ドルと円で為替リスクが高すぎる。
株価の上下はある程度予測できても、円高円安という為替リスクまで考えようとすると複雑すぎて頭パンクしそうになる。
もちろん積立投資で分散きかさればいいんだろうけど、、
オルカンの方が為替リスクという点で分散がきくので、よほど強いこだわりがなければオルカンでいいんじゃないかというのが筆者の結論です。
※投資は自己判断で。