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育児本の『3000万語の格差』がおすすめな理由|ブログ

こんにちは。コワニブログです!

 

Twitterをみていたら流れてきた『3000万語の格差』の要約。

見た瞬間、本文を読みたいなと思っていて、ついに手に入りました!

読んでみて、本当に読んでよかった(=読まなきゃ損するレベル)と思ったので感想や気になった点を共有していきたいと思います♪

 

自分が子供との関りに自信がなかったのですが、本を読んでやはり本当に不十分だったと反省しました。

 

 

 

 

『3000万語の格差』ってどんな本?

一言で言えば、3歳までの子どもを取り巻く言葉環境がすごく大事!!という話。

 

経済状況が豊かでも、貧しくても言語環境が不適切であれば、将来の学歴にも悪影響を及ぼすし、逆もしかり。

そして、赤ちゃんは生まれつき頭がいいのではなく頭が良くなっていく存在。

つまり、親が低学歴だったとしても、子供を取り巻く言語環境さえよければ子供はぐんぐん伸びていく可能性があるということ!

 

さらに、最も重要なのが3歳までに子供の脳が完成されてしまうため、4歳以降にどれだけ頑張っても言語能力(学力)を取り戻すのはかなり難しいということです。

しかし、ただひたすらに赤ちゃんに話しかければいいという訳ではありません。

話しかけの方法を具体的に教えてくれるのがこの本。

 

お値段以上に得られたものが大きくて大満足です!

こんな簡単なことが子供の将来の考える力に繋がっていくのですから。

 

ダナ・サスキンド『3000万語の格差』を読んで

子供と関わるうえでの基本は『3つのT』

  1. チューン・イン 
  2. トーク・モア •
  3. テイク・ターンズ

 

この、3つのTが子供と関わるうえで重要だと筆者は言います。

簡単に言えば、

  1. 子供の注意に目を向けること。そして反応すること。
  2. 子供と話す保護者の言葉を増やすこと
  3. 子供を対話に引き込む方法。

と要約できます。

 

それぞれについて簡単に自分なりの言葉で解説します。

チューン・イン

赤ちゃんの興味があるものはなに?

子供は自分の集中していることや興味のあることからしか学びません。

大人だと、「こんなおもちゃもあるよ~」なんてつい誘ってしまいそうですが、子供が遊んでいることに大人が参加するのが大事なんだそう!

そして、スマホは大人の注意をくぎ付けにするので絶対NG!

 

 

わたしも、あるとついつい触ってしまうことがあったのではっとさせられて、とても反省しました。

子供といるときは、スマホを目につかないところに置いて、子供に集中できる環境を整えています!

 

赤ちゃん言葉(マザリーズ)ってどうなの?

 

大人には普通に話すのに、赤ちゃんには赤ちゃん言葉で話すって、なんかバカにしているようで抵抗感がありました。

しかし、赤ちゃん言葉で話しかけた方が、赤ちゃんが言葉を覚えるという科学的データがあるようです!それを知ってからは積極的に赤ちゃん言葉を使ようになりました!

 

放置は絶対ダメ!

 

たまにTwitterなどで、赤ちゃんが泣いているときは生きている証拠なのだから、そんな時こそ安心して放置してOKというようなツイートをみかけます。それもかなり伸びてる。

もちろん、産後寝る暇もなく赤ちゃんのお世話をするギリギリのお母さんを、助けるための言葉だとは思うのですが、それを真に受けて毎回やってしまうのはダメだと思います。

(もちろん一番は赤ちゃんの安全とお母さんの健康ですが、将来の人格や言語能力を考えるなら、ということ)

 

放置すると、感情、行動コントロール、他者への信頼ができなくなり、病気になりやすくなるというデータがあると筆者は言います。

 

なかなか難しい人もいるかもしれませんが、産後1人で育児は不可能に近いので、家族でも友達でも行政でもなんでも頼れるものは頼って、赤ちゃんを放置することのないようにするのがベストなんじゃないかなと思いました。

トーク・モア

トーク・モアはチェーン・インと同時並行します。

親がしている行動をナレーションしたり、子供の行動を実況中継したりして言葉を増やします。

言葉は、短く、具体的に!!

 

成長に合わせて、状況から切り離された言葉を使えば学習を大きく後押しできます!

 

子供の言葉をふくらまして言い直すのも効果的です。

言葉を1つ使ったら2,3語で、言葉を2,3語使ったら短い文章で単語を足して言葉づくりを助けましょう!

 

テイク・ターンズ

大切なのは、子供の反応をまつこと!

 

大人はその先(行動の結果)が見えてしまうので、どうしても言葉を先取りして、発言してしまうこともあるかもしれません。

しかし、大人が言葉を先取りすれば会話はそこで終了してしまうためNG!

 

どうして?なぜ?などの言葉かけは問題解決スキルを伸ばします

「YES/NO」で答えられる質問や、「なに?」は知っている単語を思い出すだけで考える力を伸ばすには不適切です。

 

子供の能力を伸ばすために追加でやりたいこと!

子供と一緒に本を読む

生後最初の数年間に、大人が本を読んだ子供は語彙が豊かで算数スキルが高い。

このとき、文字を指さして本を読めば文字への意識もあがる!

 

数を数える

階段、指、机の上のおやつなど、足し算、引き算の概念も交えつつ伝えよう

 

形を教える

まる、四角、高い・低い、ジグザグなど日常生活でたくさんみつけよう

 

測ろう

大きい・小さい、空っぽ、重さ、速さなどをはかろう

 

あちこちのパターンを見つけよう

生活リズムも一つのパターン。規則正しい生活を心がけよう

音楽やダンスも一つのパターン。公園でもパターンを見つけよう

 

過程をほめよう

本人の能力ではなく、頑張った過程をほめることで、頑張れる子になります

良い行動はできるだけみつけてほめまくる!

誉め言葉は具体的かつ一貫させることで、子供も学びやすい!

 

自己制御(感情コントロール)を育てるために

意思決定を大人がすれば、子供は考える必要がなくなり感情コントロールが難しくなります。

子供には選択肢を与えよう!

そして、大人が失敗した時に前向きに解決する姿をみせることも、自己制御を育てることにつながります。

あとは、命令ではなくなぜダメなのか理由を一緒に伝えることで、行動の結果を考え判断する学びにつながります。

 

実際に筆者は、過干渉な親元で育ち、選択肢を与えられることなく育ちました。そして、怒られるときは感情的に怒鳴りちらされるだけ。今でもトラウマでアダルトチルドレンとなっています。そんな悲劇を繰り返さないためにも、子供には、選択肢を与えられる親になりたいと強く思います。

 

芸術に触れよう

算数や読解は完成されたルールを学ぶ場である一方、芸術は自由に表現する場です。

音楽やごっこ遊び、お絵描きなども自分という感覚を作り上げるのにとても大切です!

 

唯一のデメリットは読みにくいこと

ダナ・サスキンド『3000万語の格差』という名前の通り、外国の本の翻訳本です。

  • 米国との文化の違いから通じないニュアンスがある
  • カタカナが多い
  • 横文字
  • 前置きが長い

 

等の理由から、本屋さんの人気ランキングにあるような本と比べるとかなり読みにくいです。

(意味が通じない単語については、翻訳や意味がページ下に書いてあるので親切です)

 

あとは、結局『子供とどんな関わりをしたらいいの?』という結論に至るまでの過程(前置き)が長い。

 

 

もともと読書好きの筆者でも、疲れてしまい全て読み終えるのに1ヶ月ちかくかかりました(笑)

子育ての合間にしか読めない方は、読む暇ない方がほとんどだと思います。

 

逆に、妊娠中などで時間がある方はチャンスです!

ぜひチャレンジしてみて下さい。

まとめ

記載できたのはほんの一部で、読んだ後の解釈も人それぞれ違うので正しく伝えられていない部分もあるかもしれません。

本には、より具体的な言葉かけの方法がたくさん書いてあり勉強になります♪

興味のある方は、本を手に取って読んでみて下さい!

 

 

お金を増やすのに役立つ本も面白かったです!

kowaniblog.hatenablog.com

 

 

 

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