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両リベ大学長のお金の大学改訂版を読んでみました!
筆者は人よりはマネリテ高い方(自分で言うな)なので、正直新たな学びはあまりなかったです。
振り返りと、知識が浅い部分の補強ができた本でした。
ただ、マネリテ低いパートナーが詐欺にあい借金地獄を味わった経験もあり、パートナーには是非本を読んで知識をつけてほしいところ。
もちろん、子供たちにも詐欺や金銭トラブルとかに巻き込まれるようなことになってほしくない。
金銭トラブル理由で自殺してしまった人のニュースも記憶に新しい。
そういう意味ではお金は命と同じくらい大切なものとも言えます。
自分でいろいろと教えるのは大変なので、「これ読んで」と言うだけで義務教育で知っておいてほしいお金の知識はつく本。
自分は、これはダメなことと何となく理解していても、他の人にその理由をわかりやすく説明するのってかなり難しいと思います。
そこを補ってくれるという意味で、一家に1冊あって損はないどころか、逆に損する可能性すらある、そんな貴重な本だと思いました。
内容は家事やら育児の隙間時間を使って2日で読めました!
目次もわかりやすいので、自分に関連するところだけ読んでもOK
カラーのイラストが多くわかりやすい
お金について知っておきたい最低限の知識が学べる
心に残った部分の感想を気になった部分をピックアップして紹介していきます。
お金の大学改訂版を読んだ感想
保険は基本不要論
新卒で会社に入ったころ、生命保険の営業がきていました。
驚いたのは、保険契約していた同期がいたこと。
新卒だからもちろん結婚もしてないし子供なしの独身。
自分が死んだら親にお金が入るプランらしいけど。
どこに子供のお金を頼りにしている親がいるねん!(配偶者や子供のためならまだしも)と思った記憶。
自分なら絶対いらないなと思うものも、他の人にとっては違うこともあるのだなと驚きました。
その時の言語化が難しい違和感を、この本ではわかりやすく解説しています。
筆者は、保険はいらない派で火災保険を仕方なく契約しているくらい。
その火災保険も、若い頃にはぼったくられていた経験あり。(詳しくは以下記事にて)
そもそも、毎月給料から高い保険料引かれているのに、プラスアルファで民間保険に入る意味ってなくない?と新卒のころから思っておりましたが、両学長も同じ見解とのことです。
株式投資について
インデックスファンドは市場に長くとどまることが勝利につながる
それは頭ではわかっていたけど、インデックスはつまらないんです!
NISA枠も余っているし他にも何かしてみようかと血迷う気持ちもありましたが、やっぱダメなのねと気づかされました。
お金を守る力と毒キノコ
最後の章はお金を守る力について。
毒キノコとして、詐欺やぼったくりにつながるワードがリスト化されており大変興味深かったです。
パートナーが詐欺被害にあった時も、まんまこのワードが当てはまっていたのです。
拡大コピーしてお風呂に貼り付けておきたいくらい!!
まとめ
この本は小学校高学年くらいで、一度目を通してもらって中学生で理解を深めるくらいがちょうどいい本だと思います。
特に、大学に入りバイトを始めたり、社会に出て自分で稼ぐようになれば、悪い大人や同級生がその少ない稼ぎすらも狙っていることも少なくありません。
筆者はこれを、賃貸契約の時、そして忘れもしない新婚でパートナーの詐欺被害が発覚した時に感じました(といってもその時は知識がなくぼったくられていることにも気づかない)
そういう意味では、大学卒業時点までに読んでおきたかったと思います。
これ一冊で最低限生活に困らない程度の知識が身につくし、将来の損失を回避できるかもしれません。
筆者の世代は義務教育でお金の勉強など一度もしてこなかった世代です。
性教育だってあってないようなものだったのよ!(関連↓)
しいて言えば大学で社会保険について学んだくらいで。
ここで何が起こるかと言えば、自分から学ぶ人はどんどん賢く・お金持ちになり、自分から情報を取りにいかず受動的な人はどこかで損をしているし、損をしていることにも気づいていない可能性があるということ。
情報格差=豊かさの格差といっても過言ではないと思います。
事実、筆者は色々本を読んで学んでいますが、
詐欺被害当事者のパートナーは反省する様子はみせるものの、積極的に学ぶ姿勢はなく本も読んでおりませんし。
カモられる人はカモられ続けるってまさにそういうことだと実感しております。
規模が大きくなりますが、これは国単位でも言えることなんじゃないかって思います。
日本人のマネーリテラシーは個人的にめちゃ低い!と思っているので(もちろん自分の周囲の環境だけみての話ですが)
1人1人が知識をつけて自分の生活が豊かになる。
そうなることで地域や国全体の問題などについても目を向けられるようになればいいなと思いました。