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お金の価値観が真逆の夫と結婚した話。金銭感覚が理由の離婚はもったいない|ブログ

今回は夫婦の金銭感覚の違いをテーマに筆者の体験談を語る記事となっています。

筆者は23歳で同い年のパートナーと結婚し、現在一人の子どもをもつ夫婦生活4年目夫婦です。

 

結婚前から金銭感覚の違いを感じることはありましたが気にするほどではありませんでした。

 

しかし結婚して、2ヶ月後に金銭感覚の違いを感じるとある事件が起こりました。

 

その際には本気で離婚を考えましたし、悲しくてしばらくうつ状態となりました。

 

しかし、お金の価値観に関しては時間が解決することもあります。

 

完全に傷が癒えたわけではありませんが、少しずつ乗り越えていき今では日常会話で笑えるくらいには関係が修復しました。

 

今回は金銭感覚が真逆のパートナー【節約家の妻&浪費家夫】と結婚してしまった筆者の体験談と、関係を修復した方法についてお伝えします。

読者の疑問

金銭感覚が合わない夫婦の価値観のすり合わせ方は?

彼女とお金の価値観が合わない?

お金の価値観が合わないため離婚はあり?

 

お金の価値観が真逆の夫と結婚した体験談

結婚2ヶ月後におきた事件【詐欺被害120万】

夫はもともと介護業界の次に低賃金な業界で正社員として働いていました。

しかし仕事にやりがいがない&昇給がないことに絶望し、自分で企業したい!と言い出すように。

正直筆者としては冷めた目で見ておりました。

理由は仕事を退職するのは勝手だけど、

  • 起業するお金どころか来月生活する貯金もできていない
  • 集客どうするの?

とか、話を聞く感じどこか現実離れしている=中身がないと感じたからです。

 

そもそも退職にも反対でした。なぜなら新卒で複数社面接受けて全て不合格、最後の最後にコネ入社したのがその会社だったからです。

 

しかし半ば強引に退職し書類上は企業をした夫。

もちろん事業計画に中身なんてないため当たり前にうまくいかない。

 

そんな時知り合った詐欺師A。

ネットで知り合い話を聞きに行ってくると、、

 

嫌な予感がしましたがまさかの的中。

120万円の中身のない企業支援サービスと契約してしまったのです。

 

詐欺師としてはクレカで分割払い(リボ払い)させようと考えていたようですが、そもそもクレカを持っていない夫。

退職しており作れるはずもない。

 

筆者が意味のないお金を肩代わりするしかありませんでした。

 

筆者にとっては100万円なんて、何回も何回も仕事に行って何年もかけてようやく貯められる金額。

そんな大金が動く契約を一言も相談なく決めてしまうというのが裏切られたようで本当にショックでした。

また、初対面の人をそんな簡単に信じてしまうところが、本当に人が良すぎるというかバカなんだなと思いました。

 

  • 夫は育ちが良いため、子どもの頃から人を疑うことを知らない
  • 毒親育ちの筆者は人を信じるどころか自分を信じることすらできない

 

そんな育った環境の違いも金銭感覚にあらわれていたような気がします。

 

不安定な関係が2年以上続く

借金を肩代わりする際、お金を毎月4万、約2年かけて返すと書類で約束させました。

が、その後も派遣社員やアルバイトなど職を転々とする夫。やっとありつけた正社員はブラック企業で長時間低賃金。帰宅も遅い。

お金だけでなく、なぜ夫の借金返済のために自分がワンオペをしなければいけないのかという他の面での夫への不満も募っていきました。

そもそもの収入の低さ&収入に見合わない浪費癖がなおらず返済計画は全く守られませんでした。

 

裏切られたというショックとどうにもならない金銭感覚の違いにうんざりして、うつ状態になり喧嘩することも少なくありませんでした。

 

関係修復までに筆者が試みたこと

借金の返済圧力をかける

ことの発端が金銭トラブルなので、借金を返済させない限りは話は進みません。

毎月4万円という返済計画が守られていないにも関わらず、

「全く返してないわけじゃないんだからいいじゃん。そんなお金のことで不安になるなんて人生損してるよ」

 

とノーテンキなのかスーパーポジティブなのか開き直る夫。

その間にも自分の趣味のモノにはお金を使ったり、平気でコンビニや自販機使う。

貯金がないのに筆者に誕生日プレゼントはかかさずにくれるなど、あほだけれどどこか憎めないところもありました。

 

毎日、金返せという圧力と、具体的にどう言う行動が良くないのかを伝えることを繰り返し伝えました。

 

コンビニじゃなくてスーパーで買おう

プレゼントは嬉しいけど、約束を破るくらいならお金で返してくれた方が嬉しい

などです。

本人曰くADHDだからすぐに忘れてしまう&人の気持ちがわからないとのことで、同じことを繰り返し説明しました。

 

夫のお金を管理させてほしいと訴える

目に余るほどお金の管理がずさんなため、せめて借金を返済するまでは夫のお金(銀行口座など)管理させてほしいと伝えましたが、結果として却下されました。

 

夫:自分が自由に使えるお金がないと働くモチベがない

妻:お小遣いはあげるよ

夫:でもプレゼントとかしにくくなるし(もともとサプライズ好きな夫)

妻:・・・・・

 

といった具合で夫婦の財布は別になりました。

 

夫婦仲が改善した経緯

借金返済までは夫婦の間に不穏な空気が流れていましたが、借金返済後は、少しずつ夫婦仲はよくなっています。

その理由は以下の通りです。

理由1 お互い性格がまるくなり金銭感覚が近づいた

あれだけ浪費家だった夫、あれだけ節約家だった妻と真逆の性格でしたが、結婚して3年が過ぎ、お互いの性格がお互いに近づいてきています。

 

あれだけ浪費家だった夫が無駄な買い物が減りました。(かわりに子供の欲しいものは買う)。いや、コンビニも自販機も使うけどその程度で、一回の無駄遣い金額は小さくなっているというのが正しいかも。

そしてあれだけ節約家だった妻も、がちがちな節約はしなくなりました。(安いから買うのではなく、価格に見合った価値があれば買うというような感じ)

 

理由2  年をとって少し収入があがった

夫は長らく日雇いなどその場しのぎの労働をしていましたが、他の分野にチャレンジして少しずつ長時間低賃金労働からは抜け出せつつあります。

今までは努力の仕方や方向を間違えていてようやく、正しい道に進めているという感じ?

妻としては借金さえしなければなんでもいいと、夫への期待値もかなり低くなっています。

 

理由3 子供の存在

子供を育てるというのは大人2人でも大変なのにましてや1人でなんて不可能だと強く感じます。

そんなとき、夫の存在に感謝できるようになったし、子供も一人の人間なのでいろいろな価値観にふれることが大切で

自分の価値観が必ずしも正解ではないと思います。

 

そういった点では、価値観が違うというのはメリットでもあるとポジティブに受け入れられるようになりました。

自分と全く同じ価値観だとつまらないですしね。

 

最後に

筆者もパートナーとの金銭感覚の違いに絶望していたこともありましたが、今ではポジティブに受け入れられています。

それもお互いが大人になったというのが大きいと思います。

 

人間は成長する生き物で、ましてや子供がいたら一人で育てるなんてなかなか難しいです。

 

金銭感覚の違いがあるなら、まずは真剣に話し合う場を設けることが大切だと思います。

 

ご覧いただきありがとうございました。

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