お笑い芸人の厚切りジェイソンさんの『ジェイソン流お金の稼ぎ方』『ジェイソン流お金の増やし方』を読んでの感想です。
本屋でランキングに入っていたジェイソン流お金の稼ぎ方が分かりやすくて、増やし方も一気見しました!
結論としてはここ最近のお金の本で一番おすすめの本です!
投資・節約・稼ぎ方などお金を増やすために必要な要素をまるっと学べます♪
今までは、お金の本を読み漁りすぎて、新しい発見よりも振り返り要素が強くなりがちでした。
しかし、厚切りジェイソンさんの本は
という点が新しく、面白かったです。
昔、エンタの神様でのネタ『Why Japanese People』も当時は流し見していただけだったけど、今思うと外国人が日本語学んでネタにできるって相当優秀ですよ。
そんな優秀な外国人が、ネイティブではない日本語で日本人にわかるように説明してくれるってとんでもない。(別視点でも感動)
そして本を読んで、厚切りジェイソンさんの賢さと優しい人間性も感じて、かなり好感UPしました!
筆者の読書感想ブログでは、基本、本の要約とかしません。(本を読んでもらったほうが早い)
筆者が感じたことを、本の内容を思い出しながら共有します♪(記憶をたどるのでもしかしたら間違っていることもあるかもしれません)
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ジェイソン流お金の増やし方 コレだけやれば貯まる!/厚切りジェイソン
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ジェイソン流お金の稼ぎ方&増やし方を読んでの感想
【投資】個別株への揺らぎが消えた
つみたてNISAをはじめて3年。
正直、このまま投資信託を毎月何も考えずに積み立てていても、
- 投資家としては成長できないのではないか?
- もっといろいろな投資を経験した方が良いのではないか?
と思い始めていて、VTIや個別株、日本株や米国株高配当投資、株主優待とか小難しいことを勉強し始めていました。
しかし、この本を読んで、1番の目的は投資のプロになることでも、投資家として成長することでもなくお金を増やすこと。
そのためには余計なことはせず、投資信託で時間と内容を分散させて低リスクの投資商品をコツコツ積み立てるのが一番の近道なのだと再認識しました。
というのも投資のプロが介入し指数を上回ることを目指すアクティブファンドよりも、指数に連動するよう設計されたインデックスファンドの方が、成績が良いとの結果も出ている。
投資タイミングや銘柄選択など、プロでも判断が難しいものを素人がどうこうできるはずがないのです。
(少なくとも自分には、、、)
【投資】米国株式か全世界株式か
投資初心者がまず最初に悩む問題(と筆者は思っている)
投資信託を米国株式にするか全世界株式にするか。
もちろん両方に投資するのもOKだし、現時点で筆者も両方に積み立てています。
はじめはアメリカメインで投資していましたが、やっぱり世界の方が安心かな?と考えて全世界株式の比率を増やしつつありました。
- アメリカ経済は強いだろうけど今後もずっと続くのかは分からない
- インドなどの他の国や、全く知らない国が伸びる可能性もなくはない
- ただ現時点ではやはり米国の成績がいい
- どうせ積み立てるなら、効率よくお金が増えてほしい
色々考えて結局振り出しに戻るの繰り返し。
しかし、ジェイソンさんの本を読んで米国株が強い理由を具体的に知れて、米国比率を多めにしようかなと思っています。
心に残っている内容は以下の通りです。
- アメリカは企業のトップが株主であり株価を気にしているという点
(日本ではトップ企業のトヨタ自動車の社長でもせいぜい10億円程度で米国のトップ企業と比べるとかなり少ない金額。それでも貰いすぎだと批判されてしまう風潮が不安要素である。一方アメリカでは企業のCEOはたくさんの報酬をもらいながらも、さらに株価を上げようと頑張っている)
- アメリカと日本の教育制度の違い
(日本の大学ってなんとなく入学&卒業してというイメージが強い。でもアメリカでは入学してから就活したり企業研究したり、そういった意識や教育環境の違いがある。日本の新卒は何も知らなくても許容されるけど、アメリカの新卒はすでの即戦力を求められるといった違い)
- アメリカ経済がダメになっても、企業はグローバルに活躍しているため大丈夫
といったところ。アメリカVS世界の視点ではありませんが、アメリカのシステムは企業が成長しやすいし、先進的。
こういったしみついてしまった仕組みはすぐに方向転換できるものでもないため、米国株は強いのかな?と感じました。
【稼ぎ方】自分が選ばれるためにやるべきこと
就職でも待遇の良い企業であれば募集人数も少ない分倍率が高い。
そんなとき、自分が選ばれるためにやるべきこと。
一つのことで1番になるのはかなり難しい。
そのため、母数の少ない分野でトップを目指す。
1/10000が難しいなら、1/100×1/100=1/10000になろうってことが書いてあってなるほどと思った。
(たとえが分かりにくければ本を読んでみて!むちゃくちゃわかりやすく書いてあった)
ジェイソンさんの場合は英語ネイティブで日本語を話せるという点がその一つ。
逆に言えば日本語ネイティブで英語が話せても、ビジネスレベルじゃないと、就職とかではかなり厳しいのかなとも感じたし、強みはもう一つ何かいるんだろうなと思った。
あとは、
- 就活では求められていないことでもやる(熱意伝える)
- 逆算して行動する
- 転職より今の場所で収入交渉が妥当
が大切って学んだ。
自分もそうだったけど、子供の頃やりがちなのが、受験でイメージよくするために漢字検定やら英検やらTOEICなどあれもこれも無駄に受けがち。
でも本来、将来のゴール(なりたい自分)から逆算してなにが必要なのかを考えていくのが順番としては正しいはず。
後は収入をあげるために転職は選択肢としては多いと思う。
でも転職すると前職で身につけたスキルを100%活かせない分収入下がる可能性もある。
まずは今の会社と収入交渉するのが一番いいって。(日本人にはハードル高そうだけど)
まとめ
- 厚切りジェイソンの本は、お金を増やすための知識をまるごと学べる本
- かみ砕いた説明&具体例が多くてわかりやすい
- 外国人としてみた日本という視点が新しい
という点でかなり面白くておすすめ!
他にも本のレビューしてみた!