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簡易懸濁・粉砕してはいけない薬一覧まとめ|ラベプラゾールは?

今回は胃菅(経管栄養)で投与してはいけないお薬について解説していきます。

嚥下機能が低下していて粉砕投与をしたり、経管栄養中で簡易懸濁(砕かずお湯で沈殿しないようかき混ぜること)したりして投与することがあるかもしれません。
普段何気なく投与していたお薬によって突然血圧が低下したら、とても怖いですよね。

代表的なお薬をまとめました。

 

読者の疑問

ラベプラゾールは粉砕していいの?

ニフェジピンCRは粉砕していいの?

胃菅から粉砕・簡易懸濁投与してはいけない薬は?

徐放性製剤や腸溶錠、なぜ粉砕してはいけないの?

 

経管(胃菅)投与できない薬は?

簡易懸濁も粉砕もしてはいけないお薬には、徐放性製剤と腸溶錠があります。

徐放性製剤

徐放性製剤とは薬の成分が少しずつ長時間放出され続けるように加工された製剤で経口投与型がほとんど。

投与後に剤形が崩れた後、個々の顆粒が徐放性を持つマルチユニットタイプと、剤形が崩れず製剤全体が徐放性を持つシングルユニットタイプがある。

 

メリット
  • 成分を少しずつ放出し続けることで、血中の有効成分濃度の急激な上昇を避け、副作用の発生頻度を下げることができる。
  • 薬の効果が持続することで服用回数を減らせる。

 

徐放性製剤を胃管から粉砕・溶解して投与すると、血中濃度が急激に高まり、副作用が出現しやすくなるため、徐放錠は粉砕および溶解後に投与してはいけません。

EX)ニフェジピンCRオキシコンチン

接尾語が、L、R 、 CR 、 LA 、 SRがついているものは基本的にNGです!

 

腸溶錠

腸溶錠とは有効成分が胃で分解するのを防ぐために、小腸内で放出するよう設計された薬のこと。

胃菅から粉砕投与すると胃で分解されてしまい、小腸で反応しなくなってしまうのでNG。

腸瘻での簡易懸濁はOK。

Ex)ラベプラゾール、ピドキサールなど。

 

持参薬が再開する時、術後で内服から経管・粉砕などに投与変更が変わる時、初めて薬を投与するときは特に注意しよう!

 

まとめ

  • 徐放性製剤や腸溶錠は粉砕してはいけない
  • 投与方法変更時、持参薬再開時は特に注意しよう

 

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