「そろそろ引っ越ししたい」とか、「転勤や入学のため引っ越しが必要」になるタイミングは人生でも、何回もあることではないと思います。
普段不動産会社を利用する機会がない人にとっては、賃貸契約に関する知識が乏しく、相手に言われるがままになってしまい、実は損をしていた!!なんてこともあるかもしれません。
実際に悪徳不動産屋もおり、泣くことになるのは消費者です。
賢く知識をつけて、騙されないようにしましょう!
筆者も初めての引っ越しでカモられた経験があるので賃貸選びで失敗した体験談を共有します。
合わせて、失敗しない賃貸選びのポイントも解説!
賃貸契約で不動産会社にカモられた話
不動産会社・賃貸選びの経緯
引っ越しをしなければならない理由は特になかったので焦る必要はありませんでしたが、部屋も狭いしそろそろ引っ越したいなと思い、物件探し。
はじめての賃貸探しで右も左も分からない状態。
結果3つの不動産会社をまわりました。
不動産会社1
大手不動産会社
店内広く清潔感あり
店頭広告を見て気になった物件がありその場で入店しましたが、結局お目当ての物件はなく掲載しているだけでした(おとり広告ってやつ??)。
しかし、他の物件を紹介してもらえるということで紹介してもらう。
希望の条件を伝えると、パソコンで検索して3件気になるところがヒットしたので、その場で内見。
車で連れて行ってもらえました。
普通に親切で感じのいい、ブルースーツの若い男性スタッフ。
築年数新しくきれい
駅から遠いが家賃は予算内
山が目の前にあり日当たり悪い
害虫も心配
人通り少なく防犯面も不安
洗濯物が乾かないと困るし日当たり悪くて日中電気代つけていたら、結局家賃の安さが相殺されるのでは?と思いやめました。
一軒家の賃貸住宅。
隣にすぐ家があり、怖そうなおじさんが住んでいた
部屋の広さと家賃の低さは文句なし
築年数は数十年たっているのか、かなり年季入っている
部屋に入った瞬間我慢できないほどの異臭が。(下水のようなにおい)
しかし、臭いと言ったら失礼かと思い一応2階も確認。(不動産会社に気を遣いすぎの若かりしあの頃)
臭すぎて内見どころではなかった。
もちろん却下。
不動産会社2
散歩していたら偶然通った個人の不動産会社
なんかいい物件ないかなと入店
とくに、強引な勧誘などはない
1件紹介してもらう
近くにあったため徒歩で移動
ビルの2階の住宅
建物の広さや家賃は文句なし
築年数古めだが、キッチンのみリフォーム入り新しい
部屋を案内されたときに、窓がわれている。さらにガムテープで割れた窓が修理されて放置されていた。
この修理代は自分持ちなのか?という点と、壊れたまま放置の管理体制に不安が残り却下。
不動産会社3
ネットで検索して、気になる物件ヒットしたため、その物件を紹介している不動産会社へ。
長期休みがかぶり、内見まで1週間待つ
個人経営の不動産会社
親切ではなく説明も簡易的でわかりにくい
店内は書類山積みで清潔感がない&照明が暗い
内見は当日現地集合
築年数新しめ
家賃は予算オーバー
広さや日当たりはよい
周辺地域の利便性も良い
結局この不動産会社と契約した結果カモられることになる。(後述)
今までいろいろ探して物件がみつからない焦りから、正直もうここで決めてしまいたいと思ってしまったのが良くなかった。
後から考えれば、ダメな不動産会社の特徴をあわせもっていた会社だったな~と振り返れば思うことはある。
ただ、物件で選んだだけ住んでみて思うことはあるが、引っ越したいと思うほどではなく概ね満足はしている。
不動産会社にカモられ体験
失敗談1:仲介手数料を多く払いすぎた
仲介手数料は、宅地建物取引業法にて、基本的には借賃1月分の0.55倍までと定められています。
そして、依頼者の承諾を得た場合のみ0.5か月分を超えた金額を受け取っても良いとされています。
しかし、そもそもこの法律を知らない方も多いと思われ、不動産会社に仲介手数料は1ヶ月分ですよと言われ、はいそうですかと支払ってしまう人がほとんどなのではないでしょうか。
筆者も、引っ越し当時はこんな法律全く知らず、何も疑問に思うことなく支払ってしまいました。(もちろん説明なんてない)
額が大きいので、生活にも響きます
「月額賃料の0.55倍」より高く設定されていれば、減額交渉ができるのでぜひ確認してみましょう!
※かといって仲介手数料無料の物件は不人気物件=条件の悪い物件のことがあるため、全体的にみて納得できるところで契約するのが無難かもしれません。
失敗談2:高額な火災保険を契約させられていた
火災保険の知識なんてさらさらなかったあの頃。
何の説明もないまま、言われるがままに契約した火災保険。
ちょうど2年経過し、更新のタイミングで改めて契約内容を確認してみると、不要なオプションを契約させられていました。
(火災保険は、家財保険をどの程度保証してもらいたいかによって、料金が変わりますが不必要に高額なプランを契約させらていた。)
「そのときには、○○の物件は、このプランです」と説明もなく強制的に契約が行われましたが、、
そもそも火災保険自体も自分で選択可能ですし、プランも自分で選ぶことが可能です。
疑問に思ったら、その場で契約せずに一旦家に持ち帰りましょう。
失敗しない賃貸選びのポイント
とにかく焦らない
引っ越ししなければいけない期限が決まっている人は、とにかく早めに行動!
特に期限がないのであれば半年くらいは余裕を持って、いつ引っ越してもいいし引っ越さなくてもいいという心の余裕を持つことが大切です。
物件選びは大きな買い物になるので後から後悔したら損失が大きすぎます。
そして、時間がないと焦っていると選択肢を狭めることにもつながり、不利な条件で契約させられる可能性が高くなります。
良い場所がみつかったとして焦る気持ちはわかりますが、他の人が先に契約してしまっても諦めて次を探そうくらいの、軽い気持ちで臨むことが大切です。
結局、物件選びはご縁ともいいますし、契約できなかった分には縁がなかったんだなと諦めるだけです。
不動産会社を選ぶ前に口コミを確認
GoogleMapの口コミでいいので、行こうと思っている不動産会社はきちんと口コミを確認してから訪問しましょう。
筆者は何も確認せず行き当たりばったりで行った結果、残念な結果になりました。
そして後から調べると、クチコミもかなり悪かったです!
高評価ばかりもサクラの可能性があり信用ならないですが、悪い評価はあながち間違ってないように感じました。
お金のことは契約前に確認する
仲介手数料が1か月分となっていた場合は値下げ交渉をしてみましょう。
また、火災保険は自分で選んでもいいのか、不要なオプションはついていないか契約内容を確認。
その場で料金を支払うのではなく、一旦家に持ちかえり内容をチェックできればより安心です。
そしてわからないことがあれば、その場で質問すること!
その他かかる費用がないかも事前に確認しましょう。
複数の不動産会社を比較
仲介手数料は会社や物件ごとに異なるため、料金についても複数の不動産会社を比較しましょう。
また、丁寧に説明してくれるスタッフかなど、担当するスタッフとの信頼関係もとても大切だと思いました。
簡素な説明で態度の悪い人だと疑問に思ったことも聞きにくいですよね。
そして、質問する隙を与えないような人もNG
契約したらずっと付き合っていく可能性があることを踏まえても、『感じが悪い』とか、『フィーリングが合わない』と思ったら、身を引くのが安全です。
おとり広告かどうかは自分で確認
よく店頭に掲示している物件を問い合わせたら、紹介できないということは不動産あるあるかもしれません。
しかし、お客さんを釣るためにあえて掲載している『おとり広告』なのか、偶然自分が問い合わせる前に成約してしまっただけなのかは、実際には確認しようがありません。
明らかに数が多ければ悪意がある可能性があるので、避けた方が良いかもしれませんが、一度自分で確認してみましょう。
まとめ
- 賃貸選びは心と時間に余裕をもって
- 不動産会社や物件は予めネットで調べ、複数を比較
- スタッフの態度が悪い、説明がわかりにくければそこでは契約しない
- 疑問に思ったことは、その場で確認
- 仲介手数料が1ヶ月分なら値下げ交渉できる
条件達成で無料でベビーグッズがもらえるチャンス
学生さんにおすすめのサブスク
他にも暮らしに役立つ情報発信中!
スマホ、タブレットの方はページ下のカテゴリより一覧みれます。